「まだまだ現役です」
そんな言葉がピッタリな食堂です。
「ラーメンが美味しい」と聞いてお邪魔してから二度目の訪問。
確かに旨かった懐かしの昭和スタイル。
飾らない気取らない控えめな一杯。
無駄に塩っぱくない、無駄に脂っこくない、無駄に派手さがない。
そんな繁華街から外れた街の一画にひっそり佇む食堂です。
塩苅食堂(しおかりしょくどう)
二度目となる今回もいただきました。
ベースは豚骨と野菜で濁らせずに炊きあげて薄口醤油で仕上げた正に昔しながらの中華そば。
ひとたび口にすると、ホッとする懐かしさがこみ上げます。
店内も気取らない王道的な食堂。
レースでレトロなパテーションが席の仕切りに使われていて、昔の小学校の保健室を思い出させてくれます。
壁には店の女将と葉加瀬太郎さんと秋川さんとのスリーショットの写真。
おそらく公演の後に勧められてお越しになられたのでしょう。
(^^)現代風のラーメンに負けていない顔立ちです。
そばは平打ち中太麺で、日清のどん兵衛うどんの様な食感。
見た目は喜多方ラーメンのそばに似ています。
富山では珍しいタイプのそばです。
歯応えがありそばの旨味が噛むごとに伝わります。
しっかり漬け込んだ感のあるチャーシューはかなり質が高いです。
澄んだスープは平成ラーメンを食べ慣れた方には物足りなさが残るかもしれません。
「昔ながら=アラフォー世代」向きという事で(^^)
シナチクもアッサリ味仕上げ。
白っぽい縮れの強い平打ちそばはある意味癖になりそうな特徴があります。
ダシを活かし切ったスープは雑味も化調感も無く、正に飲み干す為のスープ。
これが塩苅の『ザ・中華そば』、コッテリに飽きた方…一度お試しください。
場所はちょっと分かりづらく、探し当てられても駐車場がちょっと離れていますから辺りをキョロキョロしてみてください。
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